CAZALS

Digitalismなど良質なエレクトリックミュージックを輩出し続ける、今最も勢いのある音楽レーベル”KITSUNE”がその才能にいち早く注目し、同レーベルからデビューしたUKのロックバンド。

INTERVIEW


アラキ:先日、あなた方のライブに行かせていただきました! ステージから見ていて、どうでしたか?

フィル:最高でした!信じられないぐらいの盛り上がりを見せてくれて、すごく嬉しかったな! お客さんから貰ったエネルギーを受け取って、僕らがそれを返すというエネルギーの交換、相互作用を感じたね。

アラキ:会場には、想像以上の女性のファンがいっぱいいてビックリしたんですが、入ってくるメンバーを見てなるほどなぁ!と思ったんですよ!! みなさんすごくオシャレですよね!ファッション的なこだわりってあるんですか?

フィル:俺は、こだわりを持っているけど、他はどうかな? シンプルであるようにオシャレを楽しんでれば、間違いはないだろう! 基本は、黒!黒か白か虹色(笑)! まぁ、俺たち3人は頑張っているけど、他の2人はなぁ〜? このバンドは、俺たちでもってるんだよ(笑)!!!!

アラキ:最近僕が読んだ本に、「全ての文化の根元は、モテたい・異性を引きつけたい! という思いからきてる」という、日本の大学教授の一説があったんです! 物を作る立場にいる僕は、これは違う!と思うんですが、みなさんどうですか?

マーティン:なかなか面白い意見だね!それを言った大学教授の立場に立って考えると、音楽・芸術だけでなく、人間の全ての行いが、異性に対してモテたいという思いに走っているんじゃないか?と言えるよね!でも僕は、小さい頃から音楽に夢中になっていたけど、その頃は、モテたいなんて思いはなかったと考えると、必ずしも、その一説が正しいとは言えないね!

フィル:ないね!!

ウォーレン:人にもよると思うけど、マーティンが言ったように、僕も女の子に興味を持つずっと前のすごく小さな頃から音楽に夢中になっていたよ!大人になってからも、6〜7年、同じ女の子と付き合っているし、モテたくて音楽をやっているというのは当てはまらないなあ!

アラキ:バンドを始めたきっかけは?

フィル:始めに、自分とダニエルが出会って曲を作るようになって…そこに、ルカが他のバンドと掛け持ちで入り、マーティンが入って来て、その後、ドラマーをオーディションし、ウォーレンが加入したんだよね。

アラキ:アルバムを聞くと、ストレートに見えて、すごくアレンジが凝っているなぁ! と思ったんですが、メロディーラインや歌詞・アレンジは、悩んで考えるタイプ? パッパッと出来るほう?

マーティン:曲を書くときは、自然に思い付いたものをものすごく大事にしているね! それを弾いて、それぞれが感じた物を重ねていく形で曲ができている。 しかし、レコーディングとなると、今ある曲を一度顕微鏡の中に入れて分析してみて、どうしたらより完成度の高いものになるのか?という追求をしているよ!

アラキ:僕が作品を作るときは、すーごく悩んで悩んで自分を追い込むんですが、こういう産みの苦しみはあるんですか?

マーティン:特に、今回のアルバムは僕がプロデュースをしていて、レコーディングに入る前の段階で、1曲1曲すごく緻密にアイディアを書き出していたよ。実際ウォーレンがドラムの音をレコーディングするときも、1曲1曲とことん追求し、何度も取り直したくらい。とにかく、アルバムを完成させる事を夢見て、目指してやってきた。 そこまでこだわらなきゃいけないと思ったんだよね。産みの苦しみという痛みはないんだけれど、すごくいっぱい熟考して悩んだおかげで、実際にレコーディングに入ってからは壁にぶち当たることもなかったんだ。準備しておいて本当に良かったと思ったよ!

アラキ:作っていてイヤになったことはなかった?

マーティン:このレコーディングの2ヶ月間は、毎日16時間もスタジオにこもって作ってきたんだけど、投げだしたいと思った事は1度も無かった。うまくいかなかったり煮詰まった時は「今日は、早めに終わりにしよう!」と切り上げ、みんなでご飯を食べにいったりしていた。「また明日やりなおそう!」と気分転換をすることで対処をしてきたよ!

アラキ:最後に、10年後のCAZALSはどうなっている?

フィル:太ってハゲてるかな!?(笑)来週でさえ、何しているかワカラナイから、10年後なんてわからないよ!

アラキ:(笑)ありがとうございました!!